薬剤師だけど転職するか迷ってるあなたへ。辞めるべきか判断できる10のチェックリスト

転職10のリスト Uncategorized

「今の職場、このままで本当にいいのかな?」

そう思ったこと、ありませんか?
毎日の仕事に追われながら、ふと頭をよぎる「転職」という2文字。
でも、「なんとなく不満はあるけど、辞めるほどじゃないかな」
そうやって、つい気持ちにフタをしていませんか?

起きている時間の半分は職場で過ごすので、あまりにも我慢しすぎたり、やりがいが感じられなかったり等不満を持ちながら仕事をするのはもったいないように思います。

この記事ではこんな悩みを持つ方に向けて

  • 今の職場にモヤモヤはあるけど、転職するほどか分からない
  • 他の薬剤師はどうしてるのか気になる
  • 今の職場の何が問題なのか、客観的に見つめ直したい

そんな方が、自分の状況を冷静に判断できるように、10のチェック項目を用意しました。

チェックリストを通して、

  • 「まだ様子を見るべきか」
  • 「そろそろ動き出した方がいいか」

が明確になります。

自分のキャリアを見直すきっかけに、まずは気軽にチェックしてみてください。

🔍薬局薬剤師の「転職すべきか?」10項目セルフチェック

以下のチェック項目を読んで、「はい」「どちらでもない」「いいえ」で答えてみてください。
「はい」が多い場合は、転職を考えるきっかけかもしれません。

毎月の残業が10時間を超えている

✅ 帰宅後に疲れが取れない、休日も仕事のことが頭から離れない。
それ、働きすぎのサインかもしれません。

💡【チェックポイント】

  • シフト通りに帰れない日が続いている
  • 昼休憩が取れないことが多い

隣の病院の先生の性格や経営事情によって診療時間が長くなることもありますし、薬局の薬剤師数によっても状況は変わってきます。

職場の人間関係にストレスを感じる

✅ 無視や陰口、ギスギスした雰囲気に悩んでいませんか?
人間関係のストレスは、仕事のやる気にも直結します。

💡【チェックポイント】

  • 話しかけづらい上司がいる
  • 雰囲気が悪く、会話が少ない

薬局は狭い空間で少人数と長時間過ごすため、人間関係のストレスが溜まりやすい職場です。価値観の違いによるすれ違いは避けられませんが、心身に不調を感じるようであれば、働く環境を見直すことも必要です。

年収に対して不満がある

✅ 頑張っても給与が上がらない、ボーナスが少ないと感じたら
他の薬局の条件と比較してみましょう。

💡【チェックポイント】

  • 年収が数年変わっていない
  • 同年代よりも低い気がする

私の薬局では最近ようやく物価高騰に伴い給与が上がりましたが、それまでは昇給が少なく、退職者も出ていました。地域では薬剤師不足が続いており、転職で待遇が良くなるケースも多いため、不満がある方は外の環境を検討してみるのも一つの選択肢です。

自分のやりたい業務ができていない

✅ 「もっと在宅に関わりたい」「OTCにも触れたい」
やりがいを感じられないなら環境を変えるタイミングかも。

💡【チェックポイント】

  • 調剤だけで、他の業務に携われない
  • 成長の実感がない

「やりたい」と感じたその瞬間の気持ちを大切にして、迷わず一歩踏み出す。

行動に移すことで、たとえ小さなことでも、自分の内側から湧き上がる充実感や満足感はまったく違ってきます。

やりたいことに正直に生きる日々は、自分らしさを取り戻す大切な時間でもあるのです。

教育・研修が不十分で、スキルが伸びていない

✅ 新人の頃と同じ仕事ばかりしていませんか?
キャリアアップのためには「学び続けられる環境」が大切です。

💡【チェックポイント】

  • 勉強会や研修がない・あっても形式的
  • 上司に相談しにくい

薬局によって研修体制には差があり、模擬薬局や充実した研修制度がある職場もあれば、実務で学ぶしかないところもあります。転職時に必須ではありませんが、研修が整った職場は薬剤師として成長する土台となり、学び続ける姿勢が大切な今の時代には大きなメリットになります。

経営状態に不安がある

✅ 処方箋枚数が減ってきた、社内の雰囲気が不安定
経営状況が怪しいなら早めの動きが必要です。

💡【チェックポイント】

  • 他店舗の閉鎖や人員削減があった
  • 売上や処方箋数が右肩下がり

薬剤師として働き始めた頃は経営を意識しにくいものですが、数年経つと給与や職場の安定性が気になるようになります。私自身、経営トップの交代で不安を感じており、万が一に備えて他の薬局の情報収集をしています。経営の安定は将来にも関わるため、意識しておくことが大切です。

薬剤師の転職市場が“売り手市場”の今、動いた方が得かもと思う

✅ 2025年現在、求人倍率は約2.3倍以上と高水準。
条件が良いうちに転職を考えるのも戦略です。

💡【チェックポイント】

  • 「もっといい条件の求人がありそう」と感じる
  • 複数の求人を見比べてみたい

地方では薬剤師不足が深刻で、私の薬局でも派遣に頼らざるを得ない状況です。今は需要が高く、自分の希望を通しやすい時期でもあります。転職を考えるなら、今は良いタイミングかもしれません。常に情報を集めておくことが理想の職場との出会いにつながります。

スキルや経験を活かせていない気がする

✅ 在宅、認定薬剤師、地域連携…
身につけたスキルが「今の職場では活かせていない」と感じたら要注意。

💡【チェックポイント】

  • 勉強しても実践の場がない
  • 上司に提案しても聞き入れてもらえない

実際に、薬局業務に役立つアプリを開発できる優秀な薬剤師がいましたが、職場で理解されず退職してしまいました。事情はすべて分かりませんが、とてももったいないと感じました。薬剤師の強みを活かせる環境が、力を発揮するためには大切だと実感した出来事です。

転職の目的がはっきりしている(例:○○をやりたい)

✅ 「なんとなく辞めたい」ではなく
「こういう環境で働きたい」という明確な希望があるなら、前向きな転職になりやすいです。

💡【チェックポイント】

  • やりたい業務や目指す姿が明確
  • 転職後のイメージが持てている

転職では、「給料を上げたい」「有給を取りやすい職場がいい」など、自分の希望を明確にすることが大切です。目的が曖昧なまま職場を選ぶとミスマッチが起きやすく、再び転職を考えることにもなりかねません。後悔しないためにも、自分の働き方の軸をはっきりさせましょう。

情報を集めて、冷静に判断できている

✅ 求人票だけでなく、職場見学・口コミ・同僚の話など
幅広く情報収集できているかどうかが、後悔しない転職のカギです。

💡【チェックポイント】

  • エージェントだけに頼っていない
  • 自分で応募先の下調べができている

転職先を選ぶには、実際に働いている人からの情報が大きな参考になります。知人を通じて得られる職場の雰囲気や人間関係などのリアルな声は貴重です。ただし、価値観は人それぞれなので、自分に合うかどうかを判断するためにも職場見学はとても有効です。

📝結果の見方

  • 「はい」が7つ以上 → 転職を本気で検討する価値あり!
  • 「はい」が46 → 現職の改善も視野に入れながら、情報収集をスタート
  • 「はい」が3つ以下 → すぐの転職よりも、まずは現状の課題整理をおすすめ

転職は、人生の中でも大きな選択のひとつ。
ですが、「少しモヤモヤしている今」だからこそ、自分の働き方や将来のキャリアと向き合う良い機会になります。

このチェックリストが、あなた自身の気持ちに気づくきっかけになればうれしいです。

今すぐ動かなくても大丈夫。
少しずつでいいので、自分の気持ちや希望に目を向けていきましょう。
無理なく、あなたらしく働ける場所はきっと見つかります。

まだ本気で転職しようと考えていない今だからこそ、転職サイトに登録し、候補を見つけておくことが大切です。
情報を集めておくだけでも、気持ちに余裕が生まれ、いざというときの行動がスムーズになります。

薬剤師としての人生が、より良い方向に進んでいきますように。 最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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